お祈りメールはゴミ箱にポイッ。

ご多忙の中貴重な面接の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

こんにちは、昼杉です。

リク○ートの転職面談をしてきました。
担当さんが一緒に職探しをしてくれるやつ。

「身の丈にあった職を探せ。休むんじゃねぇ、働け。」
「福利厚生なんておこがましい。とにかく働け。」
「お前は今までなにをしていたんだ。」

厚(高)待遇を望み玉砕する未来。

そんな厳しいお言葉を覚悟して臨んだのですが全然違う!

まず優しい!
とにかく明るい。
平穏とは縁のない世紀末のような世界で生きてきたので、微笑ましい光景にちょっと泣きそうになる。

そしてちょうどよく軽い!
面接ような空気感かと思ったけど、ほどよく緊張をほぐしてくれる。
千鳥足で「お、時間あるしちょっくら、リ○ルートしとくか」ってなっても、ギリギリ許してくれそうなくらい気楽。

なりより前向き!!!
どんなに卑屈でネガティブでダークネスな自己評価もプラスに。持ち上げるどころか、天井知らず。大気圏越え。すっごい気分が良い。あー、俺ってこんなすげえ奴だったんだぁ。って幸せになれる。

昆虫界にも転職するムシさんたちがわんさかいます。

あと2カ月くらいで転職大成功の予定のすごい奴はこちら。

220425[トンボ]オニヤンマ

オニヤンマ!!!!!!!!!

大きいものは10cmほどまで達する日本最大のトンボです。

オスは開けた通路を自身の縄張りとしてパトロールを行います。
他のオスが来れば追い出し、メスがくればアタック。

その大きな翅と図体で青空を周回する姿はまさに天空の支配者。

200617[トンボ]オニヤンマ_3

オニヤンマのヤゴ(幼虫)はなんと5年も水中で過ごします。

水のなかエラ呼吸で長くを過ごし、やがて大空へ羽ばたいていく。
転職どころの騒ぎじゃない。

220425[トンボ]オニヤンマのヤゴ

水から這い上がり、羽化する場所を探しているところ。
のそのそ、と歩き回ります。

200617[トンボ]オニヤンマ翅がしわしわ


190622オニヤンマ伸びきった!


200703[トンボ]オニヤンマ♂準備万端!!


だんだんと翅が伸び、身体は黄色から黒色へ。
羽化したてで柔らかな状態から固まってくれば、いざテイクオフ!!

200617[トンボ]オニヤンマ_2

……うっかり、脚を滑らせて、水に落ちるとそのまま死んでしまいます。
翅が水に張り付くと、羽化したばかりの弱々しい体では復帰が難しいようです。
自然界は厳しいね。。

190622オニヤンマ_2


溺れているのを見つけたらこうやって助けます。

恩返し絶賛受付中。

っていうか誰かボクの転職も助けて。
このまえ、一社落ちたところ。掬い上げて。救って。
天職に転職したい。ハハッ、笑えない。おやすみなさい。さようなら。



【お知らせ】
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

noteをはじめました。
https://note.com/hirusugiokita

今後、両立するか引っ越すか悩み中でございます。
よろしくお願いします。
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虫撮りの本質とは。

イケメン昆虫カメラマン。そんな肩書に憧れるお年頃。

こんにちは、昼杉です。

皆様は山のなかで地面に土下座をしている人を見たことがあるでしょうか。

アレは虫オタクです。

虫を撮っている人はだいたい土下座をしています。

ちなみに私はうつ伏せ派。
遠くの標的を狙うスナイパーの如くスタイリッシュな撮影スタイルを確立しております。

220407[]俺撮影:Tさん(身長については触れないでください)

220407[カマキリ]ハラビロカマキリハラビロカマキリ

ちなみに撮っていた写真はこれ。2018年の写真。懐かしい。

こんな撮影をしていると散策の民に声をかけられることが珍しくありません。かなりの頻度で話しかけてきます。
奇抜なのはわかるけど、まず私が"パンピー"だったら"そんな奴"に怖くて話しかけられません。

「なにをしてるんですか?」
私「虫の撮影です。」

そう言ってイケメンが爽やかに振り返ると素敵じゃないですか~!?

今の私はヌットリとした笑顔で応え、未確認生物を見るような顔で「おぉ…」と返されてしまいますが、イケメンなら"それ"は自然を大切に思うSDGs意識の高い優しく知的なハイパーカメラマンに早変わりです。

あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

ところで虫ってスタイルが良いとは思いませんか。

まず顔が小さい!何頭身よ。

目だってパッチリ。少女漫画のようなパッチリお目目です。

そして脚もスラッと長い!!
おまけに6本もある。

そんなわけで今回はスタイル抜群な虫をご紹介っ!

190422ナナフシ

かっわいいいいいい~~~~!!!!!!

顔ちっさ!!脚ながっ!!!

こちらナナフシモドキの幼体。

スーパーモデルの風格です。

手の平に乗せて撮影。パリジェンヌ(*)も立ったことのないステージ。

(*パリジェンヌとはパリで育った女性である。きっとおしゃれの最先端を生きている。)

220407[ナナフシ]ナナフシモドキ

220407[ナナフシ]ナナフシモドキ_2

こちらはナナフシモドキの成虫。

枝にそっくりな彼ら。

食って食われて、残酷で美しい生存競争を生き抜くため、彼らナナフシは天敵から逃れるため枝に化ける擬態の道を走ったわけです。

どうしてこんな姿になれたの?

それは枝ばかり食べているからだよ。
と言いたいところですが、実は食べるのは葉っぱ。

イケメンを食らえば、イケメンになれる。そんな簡単は話ではない。

成すべきことを成し遂げて、そうして自分の立ち位置を確立できるのだ。

ナナフシから教わりました。

私もね、やるべきことをしっかりやってイケメンに。
そして話しかけてきた人と仲良くなりたいです。

虫探しよりも恋人探し。まさに「枝葉に走る」。

おあとがよろしいようで。

「枝葉に走る」
意味:重要でない部分に注力して、本質を見失うこと。
引用:ことわざ辞典ONLINE
https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/7040.php


夜桜の底でうろつく獣の姿を見ただろうか。

【本文の前にお知らせ】
お久しぶりです。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

普段はTwitterを中心に活動しているのですが
SNSからの誘導はブログよりも、noteのほうが読んでもらいやすい予感がします。

というわけで最近は
noteにこのブログの過去記事を再編集して掲載しているのです。

今後、両立するか引っ越すか悩み中でございます。
このブログでも新記事に加えて
しばらく再編集版も投稿しますがお付き合いください。

note
https://note.com/hirusugiokita

------------

月夜の晩。
一般人が夜桜を楽しむ傍らで、虚空を掴むように網を振り回している変人を見たことがあるだろうか。
電灯の下や木の陰、葉裏を覗き込み、地面を這い回る彼らの目には桜など写っていない。

花より団子。否、団子よりも大事なものが彼らの胸を熱くたぎらせる。

春。

ときに皆さまはこの言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

桜。団子。

菜の花、フキノトウ、タケノコ。

イチゴ、新玉、花粉。

出会い、それとも別れ。

いやいやいや……

やっぱり蛾でしょ!!!!!

190325イボタガ

春の三大蛾の一角。

イボタガです!!!

説明しよう!
「春の三大蛾」とは……
イボタガ、エゾヨツメ、オオシモフリスズメで構成される春の大型蛾のことだ!春の夜、ふらふらと山のなかを彷徨っている人たちは大抵この蛾を探している。

ちょっと奥さん、見て下さいよ。
この力強い奇抜な翅模様ッ!
ウサギ耳のような触角ッッ!!
そしてこのモフモフなボデェィ~ッッッ!!!
何度も撫でさせてもらいました。柔らかくてふわふわで最高です。

そしてこの奇妙な模様。何かに見えませんか?

そう…猫です!
(※フクロウ擬態説の方が強いですが個人的には猫を推しています)

────擬態。
自然はいつだって弱肉強食。
食物連鎖で低い位置に存する蛾が自らの身を守る方法として、
捕食者上位に立つ猫に扮して外的から身を守っているわけです。


220329[ガ]イボタガ


さてゆっくりと撮影を楽しんでいたわけですがこちらのイボタガさん、
種の特徴なのか、この個体の性格なのか、
非常に気性が荒く近づいたり手に乗せるとすぐに翅を立てて怒るのです。

これが結構な迫力。
人間よりも圧倒的に小さく軽い命ですが、その迫力は思わず仰け反るほど。

必死に生きようとする姿を見せられ罪悪感が…、
少し撮り足りないですが自然へ帰しました。
素敵な時間をありがとう。

220329[ガ]イボタガの幼虫

220329[ガ]イボタガの幼虫_2


こちらはイボタガの幼虫

有史以前は悪魔の使いとして恐れられていた、と言われても信じてしまいそうなビジュアルです。

角は触ると硬い。


いや~、あのね、イボタガは常日頃から憧れ続けている虫なのですが、
こちらのイボタガ、成虫と幼虫、どちらも全く期待していないときに出会ったんですよ。
あー、なんかいないかなぁー。くらいの感覚。
やはり自然様には人間の邪な気持ちが分かるのでしょうね。

これからは種に固執せず、純粋に自然を楽しむ心でフィールドへ向かいたいと思います。

それはそうとして、今年の春はほかの三大蛾、エゾヨツメ、オオシモフリスズメにも会いたいなぁ。

プロフィール

昼杉起太

・昼杉起太
虫撮る人。

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