なにごともなく…

メディアや周囲から散々聞いていると思いますが、
外界との繋がりはこのブログだけ
という方もいらっしゃると思うのでお伝えしておきます。

大型で非常に強い台風19号がきます。甚大な被害が予想されます。
皆様お気を付けください。

また多くの公共交通機関やお店などがサービスを休止すると発表しています。
そんななか当ブログは休まず運営されているので
お外に出られず暇な時間を過ごしている方は
このブログ記事を読み続ける休日というのも一興では。

近づいていると言えばこんな状況に出くわしました。

191011ササグモ&フキバッタササグモ & フキバッタのなかま

ササグモ フキバッタのなかまの幼体。

一大事です。

しばらく観察しましたが結局、何事も起きませんでした

虫の距離感って面白いんですよ。

興味のない物はとことん興味が無い。
興味があっても何かのキッカケでどうでもよくなる。
そんなことの連続です。

台風19号も何事もなく去ってくれるといいですね。

ジミー。

雨は多く、気温が下がり、彼岸花も俯きだしました。
なかなかちゃんとした撮影に出かけられずひたすら空虚な毎日です。
最近は家の前に落ちている虫
拾い上げては持ち帰り撮影、というのが日課になっています。

こんにちは、昼杉です。

壁に地味な蛾が付いていたので撮影。

191004ナンキンキノカワガ

うーん、美という言葉の対極にあるような柄です。
配色が乏しくても美しさを感じる虫は山ほどいます。
しかし、この子はどうでしょう。
色という色は無く、コントラストは低い、加えてピンボケしたような模様です。
もっとこう…ね?良いモデルがいないものか、と。(ネチネチ

はぁ~~~~山行って綺麗な虫撮りてぇなぁ~~~。。。 (ネチネチ (ネチネチ

最後にどんな面してるのかと顔を覗いてみると…

191004ナンキンキノカワガ_2

かっわいいいいいいいいいーーーーー!!!!!!!

目がクリックリ!

しかもタレ目です!!癒される~!!!!

そしてモフい。

前脚がひたすらモフい。モッフモフ。

こんな脚に抱きしめてもらえたらどんなに幸せなことでしょう。

ご紹介が遅れました。ナンキンキノカワガです。

蛹は隠れ名人だったり、鳴いたりするということは噂で聞いていましたが
成虫がまさかこんなにも可愛いとは…

何でも第一印象で避けずに観察もとい付き合っていくものですね。


余談ですが、中学の友達にジミー君がいました。
地味だからジミー。子供のあだ名は残酷です。
確かに地味な雰囲気を醸し出していましたが、
彼もまた地味という仮面を被った魅力的な人物。
メチャクチャ面白かったです。
ちなみに当人もジミーは気に入っているご様子でした(笑)
元気かなジミー。

彼岸花を撮りに行ったら危なかった話

本日の夕方、彼岸花を撮りに行こうとワクワクでポイントまで行ったのですが
ちょうど雷豪雨に降られてしまいました。心もすっかり雨模様。

こんばんは、昼杉です。

ポイントは河川敷。雨に加えて草刈りまで入っていました。
車道の見通し確保や環境整備には不可欠な作業ですが虫好きとしては複雑。
せっかくの彼岸花も台無しです。
遠目で草刈りが済んでいることが分かり絶望していたのですが、
なんと上手いこと彼岸花だけ避けてくれていました。

ったくよォ… 粋なことするぜェ……!

まぁ結局、河川敷で雷のなか撮影も危ないので一枚も撮らずに退散しました。

危ないので。

アブ……

190930ムシヒキアブのなかまムシヒキアブのなかま

ムシヒキアブのなかま。正面しか撮っていないので種類は分からず。
昆虫を餌とするハンターです。

これでもかと敷き詰められた複眼
これに狙われたら逃げられる気がしません。

基本的に人間は刺さないので別に危なくありません
捕まえたら不可抗力等で刺すかもしれないのでソッとしておきましょう。
私は触りたくて仕方ない症候群なので
手乗り写真を何度もしていますが一度も刺されたことはありません。


190930ホソヒラタアブ♂ホソヒラタアブ

先ほどのムシヒキアブとは打って変わって可愛い系のアブ
ホソヒラタアブ♂です。

花粉などを食べる優しいアブ。
ハチのような可愛らしい見た目に
命そのものは頂かない妖精のような存在です。
もちろん危なくないです

ちなみにハチとの違い
複眼の大きさや触角など細かいところでも見分けられますが
最も大きな違いは翅の数。蜂は4枚、アブ(ハエ)は2枚です。

といっても蜂はなかなか翅を開かないのです(そもそも開くのか?)。
ハエに擬態するハチは多分いないので
ハチっぽいけど翅が2枚ならハエで良いかもしれないですね。


ちなみに撮影せずとも彼岸花の観察だけはしてきました。
黒いアゲハチョウとの相性が抜群なので狙っていたのですが完全ボウズ。
ハエやアブもなかなか合うのですがおらず。。

彼岸花を撮りに行ったらアブ無かった話でした。

鳴く虫といえば…

無事に直翅(バッタ・コオロギのなかま)の季節になりました。
リンリン・コロコロ・ピッピッ・リリッと賑やかな夜は確かな秋の心地よさがあります。
大抵の鳴き声の意味は愛の告白恋敵とのぶつかり合い
それを意識すると、奥手な私はイケイケな直翅に押され布団で丸くなるばかりです。

こんにちは、昼杉です。

あ、この声はスズムシ、こっちにはカネタタキも。クツワムシもいる~!
鳴く虫の声を聴き分けられたら楽しいでしょうね。
私はサッパリ分からないので「何か鳴いてる(ニッコリ)」と微笑むことしかできません。

ですが、そんな私でも耳に残っている鳴き声があります!

コオロギ?マツムシ?はたまたオケラか!?

ヒントは夏に撮ったものの紹介し損ねシーズンの終わってしまった虫。
来年のタイムリーな時季までとっておくのがしんどいのです。

はい、シロスジカミキリです。

直翅じゃなくてごめんなさい。

190922シロスジカミキリシロスジカミキリ

厳つい触角!!猛々しい顎!!子供の憧れ人気者!!!

大きく触角に沿って曲がる複眼もそそります。

何と言ってもシロスジカミキリ。
頭から脇を貫く白い筋がカッコいい~!

鳴くんです。

捕まえるとギィギィって。

居心地の良くない耳に残るきしむような音です。
しかも結構大きな音で鳴くので
何だか申し訳なくなって捕まえてもすぐに逃がします。

優しさも甘えもない、冷酷されど正直な弱肉強食の自然界。
その中でカミキリムシは情に訴える進化を遂げたのかもしれません。


190922シロスジカミキリ_2

さて見た目もカッコよく、人間の気持ちも理解する
スーパーイケてる昆虫のシロスジカミキリですが、
クリの木をはじめ、様々な木を食い散らかすので農業害虫として知られています。

幼虫時代は樹木の中を食い荒らしトンネルを作ります。
そのまま木の中でに。
そして上の写真のような大穴を開けて外界へ飛び出します。

その飛び出す姿がヒョコッと穴から顔を出して可愛らしいのですが
まだ実際に遭遇したことはありません。来年こそ頼むぞ…!

成虫になると木の樹皮をかじって食し、生涯木の敵として君臨し続けます。

190922シロスジカミキリ_3

立派な顎です!!

噛まれたらひとたまりもないでしょう。
一度試してみたい気もしますが流石に勇気がありません。
木を噛み砕く顎ですからねぇ…(泣)

人間や木々に関しての害虫として散々書きましたが、
かじった樹皮から樹液が流れ
カブトムシなどの森の昆虫の餌が増えるという利点もあるようです。
ただ多方面に迷惑をかけるだけの無駄な生物なんておらず、
何らかのメリットを誰かに捧げお互いに支え合って生きているわけです。

見た目は厳つく、人気者で、木々からは嫌われ、
でもカブトムシなどには感謝される、
そんなたくましいシロスジカミキリですが天敵がいます。

190922ウマノオバチウマノオバチ

ウマノオバチという蜂です!
死骸の写真で申しわけない。
知り合いが木に引っかかっているのを見つけてくれました。

右上が本体です。ヘロヘロとした長いのが産卵管(さんらんかん)。
人間を刺すための針ではありません。
カミキリムシをはじめとした木の中に住む幼虫に卵を産み付けるすごい蜂です。

カミキリムシは卵から幼虫が生まれ、穴を掘って木の中に入り込みます。
そしてトンネルを掘りつつ生活していく、というのは想像しやすいと思います。

ウマノオバチはその穴を利用するんです。
内視鏡カメラの如く、その長い産卵管を動かしながら穴を進み
中に潜む幼虫に卵を産み付けるのです。執念ですね。

ちなみにウマノオバチが生きて飛んでいる姿を見たことがありますが
この長い産卵管をそのままぶら下げて飛んでいます。

いや、巻いて飛べよ!と。面白い光景でした。
いつか写真におさめたいと思います。

ここまで記事を書いて、
最後に間違いがないようWikipediaでウマノオバチの項目を確認したところ
幼虫に寄生するのではなく蛹に寄生する
しかも
シロスジカミキリには寄生しないかも(ミヤマカミキリに寄生)
という説が濃厚になっているようです。


えぇーっ!初っ端から話がズレまくりの記事になってしまいました(笑)
通説はシロスジカミキリの幼虫に寄生だと思います…
そう信じて今まで生きてきました(((((汗汗汗

これ以上ボロが出る前に終えます。ごきげんよう。

北上する進撃者・キマダラカメムシ

カルディコーヒーファームの試飲できるコーヒーが
世界で一番美味しいコーヒーだと思っています。
あの甘さが荒んだ心に染み渡ります。

こんにちは、昼杉です。

高校生のときは駅前のカルディに寄って試飲させていただき
なんて書いてあるのか分からない輸入食品をドヤ顔で眺めながら
最後にウィルキンソンの瓶ジンジャーエールを買うのが定番。

ウィルキンソンのジンジャーエールはかなりの刺激
あれに慣れてしまうと他のジンジャーが飲めなくなる諸刃の剣です。

昆虫界にも輸入…否!侵入した生物はたくさんいます。

今回はその中から北上する進撃者・キマダラカメムシをご紹介!


190920キマダラカメムシキマダラカメムシ

「え、カメムシ!?あの臭いの!?嫌嫌嫌嫌嫌嫌ッッッ!!!」
あー、そこの奥さん勿体ない。
カメムシはただ干された洗濯物にくっ付いているだけの虫ではありません。
年末の大掃除、押し入れの隅っこにて
集団で暖を取っているのを発見され叫ばれるだけの虫ではありません。

見て下さい。穢れを知らないこのつぶらな瞳を!
緩やかなカーブを描く輪郭は柔らかな表情を感じ取れます。

人間をはじめ動物は近くで見ると肌がどうした、毛がなんの、と
寄って見れば見る程、残念な印象を叫ばれる傾向にあります。

しかし虫はどうでしょう。
大抵の虫は引いてみるより寄ってみた方が可愛いのです!(※個人の感想です)
嫌いな虫ほど近くで見るとイメージが大きく変わるかもしれませんよ!!

カメムシの代名詞ともいえる緑色のアオカメムシの類は
もっとまろやかな顔で是非ともお見せしたいのですが
こちらまで紹介してしまうと脱線から引き返せなくなるのでまたいつか。

190920キマダラカメムシ_2キマダラカメムシ 交尾

さてキマダラカメムシ。外来種です。
外来種よりも優しい帰化種と呼ばれることもありますが
よく分からないので置いておきます。

元々台湾や東南アジアなど南の方のカメムシ
割と昔から長崎辺りで定着が確認され、それから九州と着実に北上。
今では関東の都市部でも普通に見られるカメムシ最普通種の仲間入りです。

定着してしまったわけで、
カメムシ界では国内最大種という冠まで被っています。

たくさんいる・カッコいい・大きい(撮りやすい)
と撮影者にはありがたい三拍子が揃っているので個人的には結構好きなカメムシ。

190920キマダラカメムシ_3キマダラカメムシ 幼体

ツヤツヤとした質感にド派手な黄色模様ですが、幼体は全く違う見た目をしています。
細かい毛が生えていて若干モフッています。3モフポイントが妥当な数字か。

凹凸の少ない丸っこいシルエットに漂う雰囲気。
どこかヌイグルミ感もありますが、なかなか形容しがたい異質な虫です。

青銅色からか「弥生時代にいそう」というのが初対面の感想。
ちなみに先にお話しした通り、
弥生時代にはまだ国内にキマダラカメムシはいません。

190920キマダラカメムシ_4

臭いはほとんど感じません
茶色い臭い物質を出す臭腺は確かにあるようで
皮膚に付くと洗っても臭いと色が落ちないとか。

私はもう何度も指に乗っけたりしていますが一度も経験はないので
刺激せぬよう優しく触れば問題ないと思います。
触りたくても触れないと嘆く皆様のために一応お伝えしておきます。


臭い(におい)と言えばカルディコーヒーの前を通ると
試飲のコーヒーに目を奪われます。(最初に戻る)

プロフィール

昼杉起太

・昼杉起太
岡山の虫写真。
Twitter(@HirusugiOkita)

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