宇宙怪獣アダンソン襲来!!

最近何かに命を狙われている気がします。

こんばんは、昼杉です。

家にいても落ち着きません。

どこか視線を感じるような…

それも凄腕のハンターに…

・・・!?

いた!!!!!

190828(2)アダンソンハエトリアダンソンハエトリ♂

屋内ハンター・アダンソンハエトリです。

ハエトリグモのなかまで屋内外で小ムシを食らうちっこいモンスター!

家の壁にくっ付いていました。

おそらく餌を探し中。。ちらちらこっちを見てきます。
ボクは餌じゃないよ……

さてハエトリグモは巣を張る蜘蛛とは違って
歩き回りながら獲物を探す特徴があります。
獲物を発見したり目的を決めたときピョンッとジャンプするのがチャームポイント。
そんな仕草から海外ではジャンピングスパイダーと呼ばれています。

巣を張らないといっても糸はしっかり使います。
お尻から一本の糸を出しては地面に付け続け、
ジャンプに失敗して落ちそうになったら命綱のように糸を使用し復活します。

特徴だけではなくお顔も可愛らしいんです。

190828(2)アダンソンハエトリ_2

宇宙怪獣だ!!!!!!

ハエトリグモの大好物は名前の通りハエ
ハエは昆虫界でも特に飛翔能力に長けた優秀な飛行生物。
それを食らうには半端ない動体視力が必須です。
そして進化に進化を重ねたのがこの大きな目!!

モフモフ・目が大きい・小さい

はい、万人ウケする人気者の特徴です。

加えて家やお店の中、外壁、手すり、看板。
だいたいどこにでもいます。
たくさんいます。撮影し放題です!!

ハエトリ自身はもちろん先人方の活躍もあり
虫界隈では"超人気コンテンツ"に。
もし知らなかった方はこの大波に乗って盛り上がりましょう!

すでに今、貴方のことを見ているかもしれません…
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持ち帰ろう!昆虫トラップ

虫好きによる虫ブログではあまり書きたくない言葉だったのですが

今回は【閲覧注意】【死骸注意】と前置きしておきます。

衛生的にも精神的にも綺麗なものではありません。

楽しい話でもないので
出来るだけフランクに書いていきたいと思います。

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昆虫用のトラップはご存知でしょうか。

夜中、白い布に明かりを照らすライトトラップ
ネットに熟れたバナナを突っ込むバナナトラップ!!
ペットボトルを地中に埋める落とし穴トラップ!!!

などなどバリエーションは無限にある昆虫トラップ。

私が小さいころはもっぱら昆虫ゼリートラップでした。
近所の植木に設置されている照明の下に市販の昆虫ゼリーを置いておくだけ。
翌日にはカブトムシコクワガタカナブンが来ていたのは良い思い出です。
(今はLED化が進んでいるのでオススメできる罠ではありません)

今回は昆虫トラップの成れの果て。
放置トラップをご紹介!

190828放置罠

中身は無くなっていましたが恐らく
ネットのなかに何らかの餌を入れたバナナトラップの類だと思われます。
横には申し訳程度に昆虫ゼリーも。

さてこれを発見したのが昨年の10月

おそらく7,8月に仕掛けたものがそのまま放置されていたのでしょう。
この罠には見当たりませんがネットに足を引っかけた甲虫(カブトムシなど)が
そのままミイラになっているということはよく見られる光景です。

そうでなくても
目的が済んだトラップは持ち帰るのがマナーです。

190828放置罠_2

こちらも10月に発見。中にはカブトムシの躯が力なく横たわっています。
残った餌に誘われてそのまま出られなくなってしまったのだと思います。

ペットボトルを使用した罠は材質上、虫は滑って思うように身動きがとれません
足場の踏ん張りが利かず飛べないことも。
だからこそ一度掛かった虫が逃げられず捕獲できるという利点がありますが
罠を放置してしまうと、その場で生涯を終えます

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私が度々行くフィールドでは今年は目立って放置罠が多いです。

山道を歩いていても、脇に逸れても
ペットボトル、ネット。ペットボトル、ネット。
中には効果が続いているものもありますが
ほとんどが有効期限が過ぎたようなものばかり。

特に酷かったものがこちらです。

実際に目の当たりにしましたが
写真は許可を頂きK先生からお借りしました。

190828放置罠(photoK)

中には液体が溜まっています。。。

190828放置罠(photoK)_2

ひえっ…

190828放置罠(photoK)_3

ひっくり返してみると…

大量の死骸が。。。
100は超えているかと。


何匹かは移動できる力が残っていましたがほぼ全滅です。

おそらくクロシデムシ

黒い鎧を纏ったような鈍い光沢を放つ国内最大のシデムシです。

罠事情にもシデムシについてもあまり詳しくありませんが、
死んだ生物を食べる習性があるので
ペットボトルに雨水が溜まり、残った餌が腐敗…
そこにクロシデムシが集まって溺死。
また死骸の臭いが強くなり…の繰り返しでしょうか。

その習性から放置トラップの常連になっています。

クロシデムシは森を綺麗にしてくれる掃除屋です。
少し大げさかもしれませんが
彼らがいなくなれば、あちらこちらに腐った死骸が落ちている森になります。
シデムシも自然界に必要な虫です。

放置罠はこの場所だけの話ではなく
マナーの悪い業者や個人はどこにでもいます

採集の目的が金銭か欲求かは分かりませんが、
その目的の生物以外にも命がある
ということを理解してほしいところです。

罠を仕掛ける際は、
済んだら持ち帰ることを徹底して頂きたいと思います。

他にも書きたいことは山ほどありますが、

罠を放置するとこんなことになる

ということを知ってもらえればいいのでこの辺で。



・追記
長期間にわたって罠を仕掛ける際は
回収日を記入しておくといいかもしれません。

初めての夜撮影 ②迫りくる夜虫編

急に涼しくなってきました。
今年は早い、今年は遅い。と何を指標にしているのか分からずに
毎年適当な感想を言っている気がします。

こんにちは、昼杉です。

前回の続きです。

~前回までのあらすじ~
初の夜撮影に出かけた昼杉。
待ち受けるは羽化する大量のクマゼミだった…!
美しさ見惚れているうちにうっかり予定時刻をオーバーし、
次なる任務「カブト・クワガタ探索」に遅れが出てしまう。
果たして任務を遂行できるのか…!?



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【10:00 p.m.】

問題なく某所へ到着。
標的は夏のみんなの人気者カブトムシ・クワガタです。

なんと同行者のY先生が朝のうちにトラップを数か所に設置しておいてくれました。
脅威の手際!!ありがとうございます。

そして昼杉、虫撮影をはじめてから一度もクワガタのオスを撮ったことがない悲劇。
メスは数年前に一度だけミヤマクワガタのメスを。
本人…いや本虫には失礼な話ですが例外として、
チビクワガタという♂と♀の判別が非常に難しいクワガタを何度か撮ったことがあります。

カブトムシ経験もさほどないので普段以上に気合を入れて森の中へ。

Y先生曰く夜の醍醐味は複眼の美しさ。キラキラと光っているようです。
半信半疑で森を進んでいくと驚きの光景が。
ライトの明かりを反射して蛾や蜘蛛の目が夜空の星々のようにキラキラと煌めいているのです。
昼間には決して見られない美しい光と虫の量に圧倒されました。
基本的に虫は背景色と同化していて目立たないのですが、
暗闇のなか光り輝く彼らは目立ちます。こんなに虫って隠れていたんだと。
その発見だけで夜に出かけた価値はありました。

写真じゃどうにもならない美しさなので、こればかりは実物をご覧ください!!


最初に発見したのは中サイズの蛾。

190827オニベニシタバオニベニシタバ

190827コシロシタバコシロシタバ

オニベニシタバコシロシタバです。

シタバガの特徴としては地味めな前翅からチラッと見せる派手な後翅
あざとい。でも良い!!!!

この写真でも複眼が光っていることが分かります。
人物のフラッシュ撮影で嫌われる「赤目」の現象と同じですかね。よく分かりませんが。

190827ミヤマカミキリミヤマカミキリ

大きなミヤマカミキリもいました。

触角を避けるように凹の字になっている複眼が面白い。
何度見ても触角の太さに驚かされます。
ひっくり返ってしまったときに、この太い触角で踏ん張って起き上がると
昔図鑑で読んだことがありますが実際に見たことはありません。
いつか試そうと思っているのですがフィールドに出ると忘れてしまいます。。

190827ハネナシコロギスハネナシコロギス

視界の隅に焼きたてのパンを発見。
よく見てみるとパンではなくハネナシコロギスでした。

日中に何度も行ったことのあるフィールドでしたが初見です。
他にも同じなかまのコロギスも初見。
夜の森は昼とは全然違う姿を見せてくれます。

続いて歪に飛ぶトンボを発見。一旦捕獲してから撮影。

190827ウスバカゲロウウスバカゲロウ

トンボではなくウスバカゲロウでした。
砂にすり鉢のような巣をつくり、落ちてきた虫を食らうことで有名なアリジゴクの成虫です。
ウスバカゲロウも知識として知ってはいましたが初見です。
大きい!落ち着いて見るとトンボとは全然違うのですが
想像より二回りほど大きく最初は全然分かりませんでした((汗
図鑑で見るのと本物を見るのは全く違いますね


そして今回の大目玉です。
樹表に巨大な何かを発見!!

190827オオゲジ

こ、これはまさか・・・!?

うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

190827オオゲジ_2オオゲジ

オオゲジです!!!でけえ!!!!!

この迫力よ。手のひらサイズです!!

幾何学的な作りが最高にカッコいいです。
ロボットマニアの読者は大歓喜ではないでしょうか。

そしてしわの寄った眉間、ヤル気に満ち溢れ釣りあがった目。
ああ~、ギャップが可愛らしい!!

しかもコアシダカグモのような大型の蜘蛛を食べています。
巷では軍曹と呼ばれる屋内性の超大きい蜘蛛・アシダカグモの親戚です。

大型が大型を食らう胸が熱くなる展開。
弱肉強食な自然界を体現していました。

近づいて撮影していると、わけわからんくらい多い脚を器用に動かして去っていきました。

食事を邪魔してごめんよ。でも歩く姿もカッコよかった…

オオゲジは初見。
何となく南の方にしかいないと思っていましたが、この日だけで6頭ほど発見。
普通にいるんですね。Y先生が仕掛けたトラップにも3頭いました。
トラップに集まる虫を捕食しに来たのかな。


野犬に遭うことも猪に遭遇することも迷子になることもなく無事帰路へ。

結局、目的であるカブト・クワガタの発見はならず。。

本来の目標とは全く異なる結果になりましたが
日中とは全然違う自然に触れることができて大満足の1日でした!!



【シリーズ】
初めての夜撮影 ①クマゼミ編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
初めての夜撮影 ②迫りくる夜虫編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-50.html

初めての夜撮影 ①クマゼミ編

小学生の頃の門限は夏5時半、冬は5時。

こんにちは、昼杉です。

先日お誘いがあり初めての夜撮影に出かけてきました。

子供の頃は近所の電灯でカブト・クワガタを探しに行ったり
セミの羽化を見に行ったりと夜も出かけていたのですが
撮影を始めてからは気乗りせず日中のみしか活動していませんでした。
野犬も出るし

今回誘って下さった方は夜のスペシャリストのY先生
トンボ屋ですが生物全般に詳しいよくお世話になっている先生。
夜の虫の複眼に惹かれ真っ暗な山へ行ってはひたすら複眼を撮り続けているようです。
(実際に撮ったお写真はメチャクチャ綺麗!)
ちなみに登山ガチ勢なので一緒に行くにはこれ以上ないくらい安心できます。

さて今回のテーマもとい目的は「セミの羽化」と「カブト・クワガタ」です!!!
夏の風物詩の盛り合わせ。ここらで一気に夏を満喫しようというわけです!!


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【8:00 p.m.】

我々が向かったのは県内の某公園。標的はセミです。

暗闇にライトを照らすと現れたのはセミの幼虫……、

「おわっ、いた!!!!!」

……の抜け殻

人とは不思議なものです。
何の気なしに歩いているときは抜け殻 を 抜け殻と認識するのに
セミの羽化を狙うと抜け殻すらも生体に見えてならない。

憔悴しきった私を嘲笑うかのように佇む抜け殻さんたち。

しらみつぶしに木を一本一本調べ上げていくうちに頭上から気配が!

190824クマゼミクマゼミ 羽化

大量の抜け殻に囲まれながらも必死に羽化するクマゼミがそこに!
なんなく目標達成!!やったね!!!

続けて羽化場所を求めて樹上へ登る幼体も発見。
良い感じの場所を発見したのか落ち着いたので撮影。

190824クマゼミ_2クマゼミ 幼体

セミの幼体はずんぐりしていて好きです。
持ってみると重いんですよ。
子供のころ、初めてセミの幼体を持った時にテンションが大上昇したのを覚えています。

あまり持ちすぎると幼体の体力を奪ってしまい
羽化失敗になりかねないのでご注意を。。
今回は何とか我慢してノータッチで見守りました。

胸の位置にクマゼミ特有の濃い茶褐色模様が透けて見えますね。

さてさて、数分待ってみると異変が…

190824クマゼミ_3

おおおおおおおおおお!!!!!!

出てきた!!

頑張れ頑張れ!!!

金ぴかでカッコいい!!!!!!


ひとしきり応援したら次のセミ探しへ。

膝ほどの高さで羽化をしている意識の高いモデルを発見!!撮りやすい!!

190824クマゼミ_4クマゼミ

翅がメチャクチャ綺麗!!!!!!!!!!

ありがとうございます!ありがとうございます!!

あのデカくて煩くて夏の暑さを倍増させるクマゼミの聖の一面です。
いや、普段が悪ってわけではないですが(笑)

でもちょっと見直したというのは事実。良いとこあんじゃん!

そんなこんなで大満足のセミ羽化観察会が終了!
続けてカブト・クワガタ探しへ!!!!!

と行きたいところですが
例の如く長くなってしまったので続きは次回で。

つづく。



【シリーズ】
初めての夜撮影 ①クマゼミ編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
初めての夜撮影 ②迫りくる夜虫編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-50.html

ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ②フィールド編

~前回までのあらすじ~
手すりトークショーに夜フィールドと1日目を満喫し
2日目の昆虫展もバッチリ楽しんだ昼杉。
安くて美味しい博物館ランチで腹を満たし
ヒートアップした虫熱を発散すべくフィールドへ向かうのであったが…!?
「ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ 昆虫展編」
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

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昆虫展メンバーに加えて1日目にご一緒したT氏も合流し
いざ、そこそこ近いフィールドへ!

大阪の最高気温は37.6℃。私の体力はとっくに限界を超えていました。

フィールドのメインは草原。直翅屋K氏が圧倒的無双!!

「これは〇〇!」
「おー、今月初見だ。」
「こんなところにも△△が!!」


無敵です。赤ちゃんに毛が生えた程度の私は
ただただ微笑むことしかできませんでした。
彼はセミやトンボにも精通しているので
この時季、必ず連れていきたい人間図鑑です。

両爬と蛾を愛して止まない写真家T氏のカメラも黙っちゃいません
どうしようもない場所にいて構図が難し過ぎる被写体(虫)に困る昼杉。

昼杉「T氏、良い感じに撮ってください!」
無茶ぶりです。

「いやいや…」言いながらサクッと撮っていましたが
後日写真を見せてもらうととんでもないオシャレな仕上がりの写真が!!
これが"実力"だ。と作品から言われたような気さえしました(笑)
以前の記事でも書きましたが、同じ被写体でも撮影者によって全く違った写真になります。
あとで見せてもらうと
「ああー!こんな撮り方が!はよ言え!」と勉強になりっぱなしです。

双翅目(ハエなど)をはじめ全生物を愛するP氏
1つの命を前に無限に時間を潰せるので炎天下のなか
謎の虫を文句も言わずに観察し続けていました。
これもまた"本物"です。

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さて、撮った写真でも。

190821ウンモンスズメウンモンスズメ

まずはウンモンスズメ
ずーっと憧れていた初見の蛾です。
一般的には濃く綺麗な抹茶色なのですが、今回出会ったのはほうじ茶色
地域によってか偶然なのか調べてみるとちょいちょいほうじ茶色はいるようです。
卵持ちなのかお腹はぷっくりで可愛いし、翅は戦闘機みたいでカッコいい!
つまり最高です。

190821カマキリカマキリ

カマキリさんもお目見えです。
良い感じに葉っぱの割れ目から顔を出してくれました。
カマキリは腕もあれば黒目もあるので人間味があって好きです。
ちなみに黒目に見えるものは正確に偽瞳孔(ぎどうこう)と言います。

残念ながらこのアングルしか撮っていないので私には
オオカマキリなのかチョウセンカマキリなのか分かりません。

190821クマバチクマバチ(キムネクマバチ)

みんな大好きクマバチもいました。
重たそうな身体を揺らしながら蜜か花粉を食べています。
可愛いね。可愛いね。

190821アカハネオンブバッタアカハネオンブバッタ

※垂れているのは中身ではなく藻です(笑)
泳いでいたのを引き上げました。


オンブバッタも捕まえました。
噂のアカハネオンブバッタです。

バッタのなかでも最もメジャーなオンブバッタ。そのなかま。
外観はさほど変わりませんが翅が赤く飛翔能力も高い
外来種アカハネオンブバッタが大阪をはじめとした
関西圏で生息地を広げているようです。
1日目のトークショーでもお話がありました。年々拡大しているようです。
直翅屋K氏は「ここにもいる」と言っていて半信半疑でしたが
アッサリ見つけてくれました。なるほど。

ジャンプばかりでほとんど飛ばないオンブバッタに比べて
アカハネ(略)は飛翔能力の高さからどんどん移動しているようです。

岡山にはまだ来ていないはずですが時間の問題でしょう。。
昨年騒がせたムネアカハラビロカマキリもいますし。



いや~、楽しいフィールドでした。
お世話になった皆様ありがとうございました!!

ぶらり大阪 虫の旅 in 2019 はこんなところです。

ではでは。


【シリーズ】
ぶらり大阪 虫の旅 ~1日目~
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-46.html
ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ①昆虫展編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ②フィールド編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-48.html

ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ①昆虫展編

特別展 昆虫に行ってきました!

190819昆虫展

こんにちは昼杉です。

タイトル画像はお土産のパッケージ
「〇〇に行ってきました!」系のお土産って他でありますか。
120%流行ると思います。

大阪二日目は大阪市立自然史博物館で開催されている
特別展 昆虫」へ。


~前回までのあらすじ~
手すりトークショーではしゃぎ回り体力の限界を感じはじめる昼杉。
続いて夜のフィールドで生き物を追い回し既に限界を突破。
二日目の朝は果たして起きられるのか!?
「ぶらり大阪 虫の旅 ~1日目~」
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-46.html

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なんとか朝6時に起床。
ホテルの簡易バイキングで焼きそばパンを平らげ出発。
昨日も一緒だったP氏と
直翅(バッタなど)にメチャクチャ詳しいK氏と合流し、
いざ大阪市立自然史博物館へ!

今回の「特別展 昆虫」は昨年、東京の上野にある国立科学博物館でも開催されていた
日本史上最大の昆虫企画展の大阪出張版です。
昨年も行ってきましたが、同行者が違えばまた違った楽しさが。と期待し行ってきました。

190819昆虫展_2

さっそく巨大模型がお出迎え。
巨大なだけと侮るなかれ。
マクロ撮影したかのような精巧さが溢れていました。

実は私、標本があまり好きではありません。
そりゃ学術的価値として研究や資料、身近なところでは図鑑として我々に還元されているので
必要性は理解しているつもりですが死んだ虫を見てもなかなか熱くなれません。

190819昆虫展_3

昆虫展では圧倒的な数の標本が集結しています。
どれも一級の腕で展翅され
種類やデザインによって工夫して並べられた標本の数々は芸術性すら感じます。

190819昆虫展_4

そして有識者や虫好きと回ると話題が尽きることはありません
場所をとる生体展示でこの数の種類は並べられません。

偶に「翅に黒い筋の入ったトンボ」(確か)など適当に名前を付けられた標本があるのもポイント。
きっとまだ名前がないんだろうなぁ…など察せます(笑)

標本嫌いな方でもとても楽しめると思います!

もちろん生態展示もあります。
Gの部屋」では綺麗なゴキブリやカッコいいゴキブリ、可愛いゴキブリなどがいます。
蟻の巣展示も必見です。


(会場の規模の都合でしょうが、昨年に比べて展示内容の大幅カットが見受けられました。
フェロモン香りなどの体験コーナーや標本の一部が無かったり
お土産コーナーでは2018が表記されたものなど昨年の使いまわしが
あったことなど少し残念な面も。。。)

とはいえ、絶対楽しく勉強になると思うので
西日本在住の虫好きはぜひ足を運んでみて下さい!!!

ちなみに最初の画像「昆虫展に行ってきました」はクッキーのお土産。
完全変態Tシャツも買いました!(シャツは撮影が面倒だったので公式から転載)
190819昆虫展_5


どちらも昨年は在庫切れで買えなかった代物。
お土産狙いの方はお急ぎを!!


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昆虫展のチケットで大阪市立自然史博物館の常設展の見学も可能です。
古代の生物から動植物まで完全網羅。
日曜でもかなり空いていたので穴場です。
食堂はなんと450円ほどから満足に食べられます。

190819昆虫展_6

私が食べたのはランチ三元豚のロースかつ定食
650円!安い!!流石、市立博物館!!


この後、フィールドへ行ってきたのですが
思ったより長くなってしまったので今回はこの辺で。


つづく。


特別展 昆虫(関西テレビ)
https://www.ktv.jp/konchu/


【シリーズ】
ぶらり大阪 虫の旅 ~1日目~
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-46.html
ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ①昆虫展編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ②フィールド編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-48.html

ぶらり大阪 虫の旅 ~1日目~

虫だけじゃない。たまには人間にだって会います。

こんにちは昼杉です。

関東のヤンキーが大阪で集会を開くということで私も馳せ参じました。


『手すりの虫観察ガイド』刊行記念
「みんなの知らない手すりの虫+関西虫事情の最前線」

190818イベント
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【出演】
とよさきかんじ(日本野虫の会、「手すりの虫観察ガイド」著者)
【ゲスト】
川邊透(昆虫エクスプローラ管理人)
前畑真実(伊丹市昆虫館)

公園や緑道で使用されている 手すりは虫のステージだ!
休む虫、襲う虫、食べる虫、日向ぼっこする虫、通りすがりの虫…。
みんなが知らない手すりの虫の魅力や、本ができるまでの裏話を大公開!
ゲストに関西の虫エキスパートをお呼びして、楽しい虫トークを繰り広げます。
自由研究はどうしよう?昆虫観察を始めてみたい、という方もぜひ!
お気軽にご参加ください。(ロフトプラスワンWEST HPより)

https://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/120676

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以前、本ブログでも紹介した手すり本 の 刊行記念のトークショーです。

「『手すりの虫 観察ガイド』!新世界の幕開けだ!! 」
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-32.html


著者であり日本野虫の会を束ねるとよさきさんが出演し
あのネット図鑑、昆虫エクスプローラの川邊さん
芋活でお馴染み、あの"いたこん"の中の人、前畑さんという
豪華なゲストを招いた最強のイベントです。

第一部では
なぜ手すりなのか!
手すりには何がいるのか!

本の制作秘話手すり観察の裏話が聞けました。
もう会場は天井知らずの大盛り上がり。

第二部では川邊さんと前畑さんの共著である「癒しの虫たち」を絡ませつつ
手すりの癒し外来種問題など関西の虫事情についてをトーク。
マル秘手すりポイントの紹介も数々あり大盤振る舞い。

出演者皆さんトーク力といいますか知識だけではなく盛り上げ方が凄まじく、
そして本当に虫が好きなことが伝わり聞いていて本当に気持ちの良いものでした。

持ち込み含めてサインもたくさんいただいてしまいました。
参加者にも以前からのネットの知り合いがチラホラ。充実した1日でした。

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おおーっと!これじゃあ終われません。
こんなにも大きな虫熱に当てられて黙っていられる我々ではありません。
イベント終了後には
両爬に蛾の撮影スペシャリストのT氏
双翅目をはじめ命あるもの全てに惹かれるP氏とともに某所へ!

手すりの虫もバッチリです。

190818アブラゼミアブラゼミ

アブラゼミ!ばっちり羽化中でした。がんばれがんばれ!!
同行者の方はメッチャ良い写真を撮っていた。。
同じ被写体でも全く違う写真を撮るから不思議だ。
これが複数人でフィールドに行くことの楽しみでもあるのだが。


190818カジカガエルカジカガエル(広義で虫)

確かカジカガエル
ぺったりしていて可愛い。目が金と黒の豪華色。
よーく見ると私が使っていた簡易ディフューザーが写りこんでいる


もっとたくさん見つけたけど長くなってしまったのでこの辺で。



うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!


手すり最高~~っっっ!!!!!!!




本当に素晴らしい方々ばかりだったので紹介できるもん全部貼っておく。

とよさきかんじさん(日本の野虫の会)
https://twitter.com/panchichi3

川邊さん(昆虫エクスプローラ)
https://www.insects.jp/
https://twitter.com/torukawabe

前畑さん(伊丹市昆虫館)
https://www.itakon.com/
https://twitter.com/montachun

芋活.com
https://imokatsu.com/
https://twitter.com/imokatsucom


【シリーズ】
ぶらり大阪 虫の旅 ~1日目~
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-46.html
ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ①昆虫展編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
ぶらり大阪 虫の旅 ~2日目~ ②フィールド編
https://mushikomezzz.blog.fc2.com/blog-entry-48.html

台風のお楽しみ

台風一過。幼少期に台風"一家"と勘違いするのはおそらく全人類の共通事項。

こんにちは、昼杉です。

大型 超大型と騒がれていた台風10号が去りました。

岡山では重軽傷者が多く
新幹線やバスなどが止まったりお店を閉めたりと多くの被害をもたらしました。

しかし台風は嫌なことばかりではありません。
海外の虫たちを運んでくれるのです。

190816スナアカネ♀スナアカネ♀

南の方からやってきたスナアカネです!!!

この複眼を見てください。赤と青のグラデーション。
まるで広く青い海に夕日が沈んでいくよう

強風に煽られ不安ななか、
海上で目にした壮大な景色が目に焼き付いたのかもしれません。

以前は幻のトンボとも言われていたようですが、
一昨年の2017年に全国でかなり多く見られました。
同年に岡山県内でも初採集され高校生が新聞に。羨ましい…!
ちなみに私の写真も2017年。用事で兵庫へ行ったときに偶々見つけました。
発見場所が岡山だったら高校生よりも先だったッ・・・!!くぅ・・・・・・!!!!

分かる人は分かると思いますが一度捕まえてから撮影しています。
アカネ系はほとんど枝などの先端に止まりますかね。
次は自然な写真を撮りたい。

それとスナアカネに関しては一部で繁殖が確認されているとかしないとか。。
気候も違えば、周囲の環境も違う。右も左も分からない新たな環境でたくましいものです。
こうして分布を広げていくのだなと。
無論、ほとんどの個体は馴染めず
パートナーも見つけられずに日本という土地で土に還ることになるのでしょう。

しかし虫にとって見ても生息環境を広げる良い機会だと思います。

国内で生活していては見られない虫に出会えるチャンスなので台風後のフィールドは少し楽しみ。
皆さんも探してみて下さい!

月と蛇とシンジュサン

九州へ行ってきました。週末は大阪へ。週明けは県北です。
誘い・誘われ、ハイパーインドア派の私には忙し過ぎる2週間。
一緒に行ってくれる人がいるのは有難いことです。

なんだかんだで今年はソロ観察よりも、人といる方が多い気が…
去年までは想像すらしていませんでした。。

こんにちは、昼杉です。

虫の話題が不足していたので久々に虫を。


190808シンジュサンシンジュサン

シンジュサンです!!!!!

本州最大の蛾!!

美しい!!!!

濃茶,薄茶,白と地味な配色ながらも
その柄堂々たる姿勢が重なり美しさの塊と化しています。
終わりなき蝶蛾・闘争。華やかさか美しさか。
どっちでも良い。どっちも良い。
しかしこの子と出会った瞬間、
私は間違いなくシンジュサンが世界で一番好きな虫になりました。

昼間に!目線の高さで!
止まっていたんですよ!?運命ですよ。間違いなく!

とりあえず翅を見てください。

四つの三日月を背負っています。
故に旧名は「ミツキムシ」。あぁ゛~、名前までオシャレ!

そして両サイドに潜む二つの顔。
そう、です!尊い!!!!
擬態して鳥などの天敵を脅していると思われますが
どうも三日月と神の使いである蛇の組み合わせに意味を考えざるをえない。

胴体もモフモフで可愛らしい!最高!!

190808シンジュサン_2

裏からも見てみましょう。

大迫力!

蛇感が増しています。

もっとじっくり撮りたかった…というのも、
昼間だから元気がないだろうと油断し荒く近づいた結果、逃げられました。
一生の不覚。翅の状態は完璧。撮影に重要な光の心配がない昼間。
こんな無敵な状況で私は…私は……
飛んだ先を走って追いかけましたが、山の闇へと消えていきました

別の場所で知り合いの方が幼虫を発見してくれました。
教えてもらいコソッと参上!

190808シンジュサン幼虫シンジュサン 幼虫

「奇抜」という言葉がちょうどよく似合う異質な姿をしています。
ふと背のでっぱりからミサイルを発射するウルトラ怪獣を思い出す。

ちなみに「シンジュサン」というお名前。
幼虫が真珠のような白い輝きを放つからではなく
食草であるニワウルシの別名がシンジュ(神樹)だからのようです。

190808シンジュサン幼虫_2

そして注目すべきはそのカラフルな脚

なんなんじゃこれは!!まるでオモチャです。
片栗粉を撒いたような体表も私の持つ「イモムシ」の常識を打ち破ってくれます。
どこまでも奇抜!
それでもやっぱりもっちりとした質感は可愛らしいことこの上なし。
守ってあげたくなります。

さて、この子は無事に大人になれるのか。
楽しみです。



ではでは大阪 昆虫展へ行ってきます!
去年の東京のやつはあまり写真を撮らなかったから今年はたくさん撮るんだ!!

蚊柱と紙の鳥

夜間観察、カブクワ探し、レンズのこと、本の紹介。などなど
しっかり書きたい記事が多すぎて結局何も手に付""ない。
ブログ以外でもやらなきゃいけないことが多すぎて、結局何も手に付""ない。

こんにちは、ダメ人間・昼杉です。

これから用事が立て続けにあり記事の更新が滞りそうなので簡単な話題で間を埋めておきます。



蚊柱!!!!!


190803ウンカカのなかま 昨年の秋に撮影

ぶっわぁああああああああああああ!!!!!!!

と湧いて

ずっしゃぁああああああああああああ!!!!!!!

と迫ってくるアレです。

テンションが上がっていたので突っ込んで撮影しました。
みんな何かを目指して一生懸命に飛んでいます。なかなか面白い。。。

Twitterで書き込んでみたところ面白いコメントが。




昼杉「秋の蚊柱に囲まれたとき。」

面白い人「一瞬こいつらに見えました!

190803ウンカ_千と千尋「千と千尋の神隠し」スタジオジブリ より


た、確かに!!

たくさん飛んでいた紙の鳥。たぶん式神

他の写真を見返してみると…

190803ウンカ_2


おおー!似てる!!!!まんまじゃん!!!!



それだけ。

プロフィール

昼杉起太

・昼杉起太
岡山の虫写真。
Twitter(@HirusugiOkita)

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